代表理事からのメッセージ

理事長からのメッセージ

三代目理事長就任のご挨拶

この度、堀部玄前理事長の後を受け継ぎまして、
新理事長に就任することとなりました洪萬利子でございます。
柿崎暁初代理事長と、前任の堀部玄前理事長が長年に渡り築き上げてこられ、
ここまで大きく成長したNEA日本まつげエクステ協会の代表と言う大役に
身の引き締まる思いが致します。

また、私の就任に伴いまして新たに二人の理事を迎えることとなりました。
前任のお二人の代表理事が構築されてきた理念と功績を継承しつつ、
理事の皆様が一丸となり、
まつげエクステ業がより一層発展するような協会作りに
取り組んで参りたいと思いますので、
引き続きご指導、ご支援を賜りますよう
何卒よろしくお願い申し上げます。

2016年7月1日     
一般社団法人 NEA日本まつげエクステ協会     
代表理事 洪 萬利子     

二代目理事長就任のご挨拶

この度、柿崎暁前理事長の後任として、NEA日本まつげエクステ協会の
理事長を拝命いたしました堀部玄でございます。
これまで柿崎前理事長を先頭に役員、協会員の皆さま一丸となって
築き上げてこられたNEAの実績に恥じぬよう、
NEAと業界のさらなる発展と健全化のための協会活動に、皆さまのお力とお知恵を拝借しながら、
全身全霊をかけて取り組んで参りたい所存でございます。

現在、まつげエクステはテレビ・新聞等マスコミにおいて、
様々な角度から度々取り上げられ、注目を集めています。
このような情勢の中、安心で安全な正しいまつげエクステを普及させ、
国民の皆さまの信頼を勝ち得ていくことが、
この業界に携わる者すべてに課せられた喫緊の課題と捉えております。

そのためにNEAとして、業界各所と連携を図りながら、
検定・講習等、業界を正しく健全な方向へと導くための事業に積極的に取り組むとともに、
コンテストをはじめとする各種イベントを開催して業界を盛り上げて参る所存でございます。

各関係機関、団体におかれましては、これまでの温かいお力添えに深く感謝申し上げるとともに、
今後も役員・職員一同さらなる研鑽と努力を重ねてまいる所存でございますので、
引き続きご協力、ご厚情を賜りますようお願い申し上げます。

2014年7月1日     
一般社団法人 NEA日本まつげエクステ協会     
代表理事 堀部 玄     

「消費者基本計画」の見直しに対するNEAの意見

まつ毛エクステンションによる安全性の確保の問題は、
第一に
「美容師免許を有していても、
 安全に施術を行なうのに必要な技術と知識を有しているとは限らないこと」、
第二に
「安全に施術を行なう技術と知識を有していても、
 現行法上施術を行なうのに必要な美容師免許を有しているとは限らないこと」
この2点に起因するものと考えられます。

本問題の解決策として、厚生労働省は新たな資格制度の検討よりも優先的に
「美容師に必要な教育プログラムや消費者への情報提供の在り方等を検討する」ということですが、
仮に安全性を確保するのに足る教育プログラムを完成させ、同教育課程を終えたとしても、
まつ毛エクステンションを安全に施術を行うのに必要な技術と知識を
有することを判定する「試験制度」は必要になると考えられます。

これらの試験制度を実施したとしても、同試験に合格した者が美容師試験に不合格であれば
現行法上まつ毛エクステンションを職業とする就職ができないことや、
また、美容師試験に合格した者に同試験の受験資格を与える場合には、
その美容師実技試験(頭髪のカット・セット)の必要性についてなど、
現行の美容師法では問題が残ります。

このような観点から、まつ毛エクステンションの安全性の確保のため、
「美容師に必要な教育プログラム」より優先的に、
まつ毛エクステンションをその他の「美容」とは切り離した、
まつ毛エクステンションに関する独自の免許・試験制度
(睫毛美容師免許等)の創設について検討する必要があるのではないでしょうか。

これにより、まつ毛エクステンションに必要のない頭髪に関する技術(カット・セット)
の習得に必要な時間を、まつ毛エクステンションに必要な技術の習得に集中させることにより、
より安全面でみた技術力の向上も期待できます。

教育プログラムと併せて、「消費者への情報提供の在り方も検討する」ということですが、
まつ毛エクステンションは一定の基準を満たした
睫毛美容師免許を有する者しか施術することができない、
と定めることで、消費者が安全な技術を選ぶ上で
最も分かりやすい情報提供となるのではないでしょうか。

2013年5月15日     
一般社団法人 NEA日本まつげエクステ協会     
代表理事 柿崎 暁     

所管 :消費者庁 消費者政策課
提出日:平成25年5月15日
定めようとする命令等の題名:消費者基本計画の見直し
具体的施策:変更前→まつ毛エクステンションに係る消費者被害防止策について検討し、
          措置を講じます。
      変更後→まつ毛エクステンションの施術に係る安全を確保するため、
          美容師に必要な教育プログラムや消費者への情報提供の在り方等について検討し、
          措置を講じます。

まつげエクステのこれまでとこれからについて

女性が女性らしく美しくありたいという気持ちからは、
大きなエネルギーが生まれると思っています。

美しさを得ることで、自分自身に少し自信が持てたり、
気持ちが少し明るくなったり、前向きな気持ちになれたり、
元気の源になったりするものだとこの10年間の活動のなかで実感しています。

「女性が美を求める」ということは、
人間の進化と共に潜在的に備わった本能のひとつであり、
また自己実現の欲求や尊重の欲求など、
人であれば必ずもつ基本的欲求のひとつではないでしょうか。

「美」は女性が人生を充実したものにするために大きな影響を与え、
さらには女性としての尊厳を守り、
人生において「幸福を追求するもの」であると信じています。
日本国憲法第13条においても"幸福追求"は、"生命"や"自由"に並び、
『立法その他国政の上で最大の尊重を必要とする』とされています。
このように「女性美」は、人間が生み出した独特の装飾文化のひとつであり、
尊重すべき幸福の源だと思っています。

これらの美容に関する市場は移り変わりが早く、
去年流行したものより今年はさらに新しいものが求められる世界で、
50年前と今現在では美容嗜好も市場も大きく変化を遂げてきました。

美容技術には、頭髪のカットやパーマ、ヘアカラー、メイクアップだけではなく、
フェイシャルエステやスキンケア、爪のケアや装飾、 ボディラインを美しくする痩身技術やムダ毛の処理など、
容姿を美しくする方法は今や多岐に渡っています。
そしてまつげエクステもその内のひとつだと言えます。

中でもまつげエクステは比較的新しい美容技術です。
2002年頃に導入されるようになった「まつ毛に人工のまつ毛を装着する」という技術ですが、
2004年頃から「1本のまつ毛に1本の人工のまつ毛を皮膚に接触しないよう装着する」という
画期的な進化を遂げて、ブームに火が着き需要が拡大しました。

精密緻密な技術力を要するにも関わらず、
日本人の得意とする"繊細さ"が後押ししたのか、
需要と共に供給市場も飛躍的に増加しました。

しかしまつ毛は「目元」というデリケートな部位にあり、
施術を施すには安全衛生に関する知識と実践が必要不可欠となります。
さらに"手先の器用さ"に加えて"丁寧さ"、"根気"など、
様々な能力的要素が求められます。集中力や慎重さ、視力等も影響しますので、
店舗数の増加と共にトラブルの報告件数が増えるのは必至だったのかもしれません。

まつげエクステブーム絶頂期に厚生労働省健康局生活衛生安全課は、
まつ毛エクステンションの危害防止に向けて『その技術の範囲を個別判断するものであるが、
美容技術の進歩や利用者の嗜好により様々に変化するため、
個々の営業方法や施術の実態に照らして、それに該当するか否かを判断すべきであるが、
いわゆるまつ毛エクステンションについては(一部省略) 美容師法に基づく美容に該当するものである』
と周知・指導・監督の徹底を求めました。

美容師法(昭和32年6月3日施行)は"美容師"の資格を定めた法律であり、
『美容師が業とする"美容"』について『"美容"とは、パーマネントウエーブ、
結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすること』と定めています。
ようするに、「美容師でない者がまつげエクステを業としておこなうと美容師法に抵触する」
ということです。

社会通念上、一般的に美容室は「ヘアサロン」と呼ばれ、
美容師は頭髪を扱う職業だと認識している人が多く、
まつげエクステ技術者の大半は、美容師免許を保持していないという状況でした。
これを受けて美容師免許を持たない技術者は一時的に職を失ったり、
閉店を余儀なくされた店舗も少なくないかもしれません。

だからと言って事故が増え続けている現状を見逃すわけにはいきませんし、
絶対数が減る事によってトラブル事故数を減らせることも一つの方法だと思います。
ですが、根本的な問題の解決にはあと一歩踏み出す必要があると思っています。

まつげエクステ技術には「安全衛生知識」「安全技術知識」「実技トレーニング」等が不可欠であり、
それらをまつげエクステ技術者が習得することこそ、危害発生防止のための対策だと考えております。

美容師免許は権威ある一生ものの資格ですから、
取得する事で職業の幅が広がり、得はあっても損はないはずです。
また努力の末に得た美容師の職域を、他の者が侵すようなことがあってはならないと思います。

ですから、美容師法で定められた通り、『パーマネントウエーブ、結髪、
化粧等の方法により容姿を美しくする行為』は美容師の業務独占資格とし、
さらにその他の美容技術全般についても業としておこなえる免許として
美容師という地位を守っていくべきだと思います。

そして美容師法成立以後に生まれた(今後生まれていく)新しい美容技術に関しては、
"新美容技術師:(まつげエクステ等)"として
個別の技術、例えばまつげエクステに特化した「公衆衛生上の安全基準」と
「技術面での安全基準」を設け事故を防止することが必要なのでは、
美容業をさらに専門化することで「専門的な技術の強化」や、
また時代と共に変化する「雇用機会を広げる」必要性があるのではないかと感じました。

そのような経緯を経て、個別の技術のみ免許を与える制度の新設を強く強く願い、
2009年にNEA日本まつげエクステ協会の設立に至りました。

以降、安全対策を大原則とする研究・調査・情報収集を重ね、
ガイドラインを策定することで事故がおきないための自主規制に取り組み、
その知識と技術の普及のため検定試験を導入するなど、
業界統一基準の確立に向けて活動しております。

今後も美容業界のさらなる発展を目指して、努力してまいります。
皆様のご賛同、ご支援を心よりお待ち申し上げております。

最後に。

まつげエクステの技術を天職だと信じ、
この仕事に誇りをもってこれまで日々技術の向上のため努力を続けてきた技術者が、
厚労省の通達を受けて、この不景気に職を失ったり、閉店を強いられたこと…。
そして美容専門学校に入学し、まつげエクステには関係のない"ヘアカット"等の
頭髪に関する実技練習を、美容師免許を取得するためだけに苦戦しながら続けていらっしゃる方、
或いは活動をただ停止し、世の中が変わるのをただただ待っていると言う方、
夢をあきらめてしまわれた方、そんな方々が沢山いる事実に、心が痛くてなりません。

 「自分のしたい仕事ができる社会を」
 「誇りをもって安心して仕事ができる社会を」

そのために今、本当に必要なことは何かを一から考え直し、
少しでも早くそれらが実現できるよう、全力で頑張っていきます。

2010年12月     
一般社団法人 NEA日本まつげエクステ協会     
理事長 柿崎 暁